書き終わってる詩

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exceed 壊れてしまえ全ての闇をよ 怯えた心はゆっくり毒されて 戦う術はもがれていく 手遅れになる前に 抜け出そう 捕られるのは自分の檻 鉄格子の先に見るのは夢の世界届かない手を伸ばし続けて 掴みたいのはささやかな希望 縋る名前なんて持ち合わせていなくて 誰も鍵なんか持っていない 自分の手の中のモノさえ気付けなくて 信じて祈る事が唯一の救い 何時からか空を勝手に区切って決め付けて一人で嘆いていた 何物持っていないなら 勝ち取ればいい 欲しいモノ全て 繋がれるのは意識の鎖 何時でも引きちぎる事は出来るのを忘れてしまう 可能性さえ塞がれないならまだ眠るには早いはずだから 自分を信じる事さえ思い出せたなら 一人でも今すぐ抜け出せる ずっと握り締めていた鍵に気付いたなら さぁもう此処にいる必要はない救いの手はもう見えるから その手を迷わず掴めばいい
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