馬跳びが飛べなくなった日

体重

今度こそ
「跳びなさい」
である。
もはや運命である。

諦めるしかなかった。

しかしメンタル的なカベが邪魔をしてやはりなかなか前に進めなかった。

しかたなく、また、またぐという結論に達した。

ただ、まったく同じじゃ進歩がないので昨日より少し高くなっていた。

そして、体育の時間のたびにその『少し』がつもっていって、

遂には片足をだけでも上げて跳び越えなくてはならない時が来た。