2人が本棚に入れています
本棚に追加
/57ページ
俺はどこにでもいる普通の高校生のつもりだったけど最近よく分からなくなってきた。
とりあえず今日も学校にいくぞ。
今日は奇声あげねぇぞ。今日は奇声あげねぇぞ。今日は奇声あげねぇぞ…
………………。
キーンコーンカーンコーン。
やってしまった。朝、奇声のことばっかり考えてたら歯磨きしてなかった。
学校に向かう自転車のサドルの上にある胴体の上の頭の中で気付いた。
結局今日も一言も喋らなかった…
明日からちゃんとする為に帰りにメモ帳を買って帰った。早速メモした。
【歯磨きをする】
【奇声をあげない】
【生きてるって素晴らしい】
きっと明日からは素敵な日々が待ってるだろう。
最初のコメントを投稿しよう!