間違いだらけの傷治療:形成外科・皮膚科学

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咬傷(動物、人間に噛まれた傷)は病院(消毒の害やガーゼの害の知識を知らない医師も多くいます)へ。 なぜなら、口腔内の特殊な細菌が押し込められており、感染する確率が非常に高いのです。 湿潤療法してる病院ではナイロン糸ドレナージとプラスモイストなどによる被覆、抗生剤の内服治療が行われます。 それ以外の皮膚の外傷の多く(低温やけどは例外)は、食品用ラップ(キズパワーパッド、バイオパッドの方が使い勝手はいい)を貼り、患部を後は毎日一回水道水で洗い、ラップを貼り替える。 ラップには薬局で市販されてる白色ワセリン(軟膏のベース)を塗ると痛みが早く引くし、湿潤保持効果もさらに期待できる。 病院ではハイドロコロイド被覆材(市販ではキズパワーパッド) やポリウレタンフォーム(市販品ではバイオパッド) 白色ワセリン+ラップ、穴あきポリ袋+紙おむつ、プラスモイストなどの創傷被覆材(傷を乾かさない治療素材)で治療されています。 もちろん多くの医師、看護師は消毒、ガーゼで傷の治りをせっせと悪くする治療をしています。 なぜなら、無批判に先輩に教わった消毒ガーゼが正しいと妄想しているからです。 しかも、妄想だと言う事に気づいていないのが手に負えない。 こういう医師はパラダイムシフトについて行けないんだろうな。 やけど(熱傷)の場合は細菌の培地となるので、水ぶくれはハサミで切って、ラップ(痛みは麻酔せずとも無い) 貼り替えは上記と同じ。 以上。 がまぁ大つかみの新しい傷治療。 湿潤療法っていいます。 跡が残りにくい、痛みが少ない、早く治ると言う素晴らしい治療です。
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