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久保1等海尉(以後「久保1尉」)は舞鶴に所属する駆潜艇の艇長として日本海の哨戒任務をしていた
駆潜艇とは対潜水艦を主な任務としており 第2次世界大戦の際に開発された「ヘッジホッグ」という海中にいる言わば潜水艦を数十メートルの範囲で制圧が可能な爆弾などを装備しており ソーナーによる探知を繰り返し対潜水艦戦闘を行うものである
この時代は冷戦時代の最中であり日本は旧ソ連の極東軍や太平洋艦隊とのパワーゲームに備えての配備をしていた
場所は某県の沖にいた時だ この日は哨戒活動のため航海中であったが翌日には母港である舞鶴に向けて帰投するためか駆潜艇の乗員も少々リラックスし始めていた
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