滅亡

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はるか昔、地球ができた。   何も存在しない。   時間が経ち、植物が繁殖、豊水で、自然が支配していた。   動物の誕生。植物との共生。   やがて人類が誕生する。   人間は道具を使い始める。   通貨などは存在せず、物々交換で楽しげな生活を営んでいた。   ドッカノダムスという人物が地球滅亡を予言した年。   予言はハズレ。   人類は進化を続ける。   科学の進歩に伴い人間性の喪失。   ある時の未来。時代が逆流。   つまり西暦の数字が減っていく。   道具としていたロボットが、人間を使い始める。   物々交換が消え、通貨のみの流通。   植物と動物は抹消され、人工物が支配。   生命のバランスが崩れ人類の滅亡。   機械による地球生命活動の続行。   西暦が減り、二度目のドッカノダムスが地球滅亡を予言した年。   予言はアタリ。   機械が壊れ始める。   何も存在しなくなる。   はるか未来、地球はなくなった。
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