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「春さぁ~ん!またダメだったんスか?」
このいきなり核心をつく質問を発したのは俺の後輩の武田ことタケ、まだ15の見習いだ
作者の紹介が下手な為忘れてたが俺は19歳で4年目になる大工だ
「おう!しょうがね~よ!まぁ、何事も信じないと始まんねえしな」
俺は落ち込む事もなく平然と答えた
「そっスか~!何か春さんらしいですね*笑*。でも少し位疑う事も必要なんじゃないスか?」
タケは俺が落ち込んでない事に安心したらしい
そしてタケからもっともらしい意見がきた
「でもよ!俺にはやっぱり惚れてる女疑うってのはできないわ!」
そう…
何事をも信じる…
それこそが俺が俺である証とさえ思えたんだ…
あの時がくるまでは…
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