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「はぁ、どう考えればあなたが好きイコールドMに繋がるんです?」
トキは盛大な溜め息をつくと、りぃのおでこに向けてデコピンを一発飛ばした。
「りぃは覚えてないと思いますが、以前俺達逢ったことあるんですよ?」
「えっ?し、知らない……」
「良いんです、りぃが覚えてなくても……。まっ、これだけは覚えてて下さい」
「何?
「俺はドMじゃありません。それといった趣味はありませんが、ドSです」
んーな告白いらんわっ!!
トキの無駄な自己紹介に素直に思わず心中でりぃはつっこんだ。だがしかし、ドSと言われて何ら違和感がない事に若干の恐怖を感じながら
「……おぉ」
それを丸無視するわけにもいかず、視線を泳がせながら返事をした。正直なところ声になっていたがは別だったのだが。
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