第1章 先の見えない生活

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希輝(きき)は、いつものように母の帰りをすまなそうに待っていた。 世の中の移り変わり。 物価は上がり、生活も著しく困難になっていった。 いままでだって、裕福な生活をしていたわけはない。 希輝は、自分がいることが迷惑なのではないのかと思い始めていた。
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