第1章 先の見えない生活

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街は夜になるにつれ寒くなっていく。 終電ちかくの駅は殺風景で人もいない。 希輝はまだ5歳、通報されないように、いつも隠れながら闇の街で母の帰りを待つ。 昼間は公園で時間を潰し、夜は誰にも見つからないように隠れて。
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