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「お兄ちゃん怖かった・・・・・・」
可奈が泣きそうな目で俺を見る。
「すまなかった可奈・・・・・・いくらあの状況とはいえ、お前を疑うなんて・・・・・・」
「ううん、良いよ。でも今度は信じてね?」
可奈が笑いながら俺に抱き着いてくる。
「それにしても迫真の演技だったわね巴ちゃん! あなた才能あるわよ!」
「私も本当に怖かったよ・・・・・・」
「ワタシ何故、死体役だったの?」
リンが顔に付いた血糊をタオルで落としながら台所からやってくる。
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