最終曲 SNOW SYMPHONIC

43/44
前へ
/522ページ
次へ
「とはいえサプライズにしちゃ、随分と大掛かりだったな」 「いえ・・・・・・最初は私と麻倉さんだけでやろうと思っていたら、リンさんがやりたいと申されて・・・・・・」 「二人だけでずるい。ワタシだってやりたかったヨ」 リンの駄々っ子みたいな声を聞いてちょっと安心する。 「皆さんには申し訳ないことをしました。ごめんなさい」 「良いわよ気にしてないから。・・・・・・今度は私が巴ちゃんを襲ってあげましょうか?」 朝霧の小さな悲鳴を最後に、あちこち血まみれの夜は更けていった。
/522ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1187人が本棚に入れています
本棚に追加