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「楽しかったわね!」
「また来たいなー・・・・・・北海道」
ゆかりと奈々が残念そうに新幹線の中で呟く。
「ワタシもまた来たいアル。よろしくネ、トモエ!」
「はい、分かりました! 今度はフランスにでも・・・・・・」
「遠すぎね?」
信一のツッコミをゆかりが鉄拳で粉砕し、笑いながら朝霧の肩を叩いている。
「・・・・・・すうっ」
可奈が俺の肩に寄り掛かってくる。疲れたのだろう。
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