始まりの日

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母さんはオレが頷くのを見て安心したのか、 その翌朝、眠るように息を引き取った。 その時は我慢していた涙が流れたけど、 オレ以上に泣いている龍の身体をぎゅっと抱きしめて、オレは母さんの言葉を心に刻みつけた。 『これからも龍とずっと仲良く』
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