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リオンの後に続いて真宵と聖がリビングに入ると、パンパンとクラッカーが鳴る音が数回響いた。
そこには5人の少年少女がいて、見事に声を合わせて言った。
『ようこそ聖さん。ファー・ジ・アースに』
真「時雨にアイシアさんに篝さん。それに戒くんに、水蓮さん。みんなどうしてここに?」
その質問に5人が順番に答える。
まず、真宵の従兄弟の時雨と呼ばれた銀色のザンバラ髪の少年が答えた。
時「実はですね真宵兄さん。リオン義姉さんが学園に来てですね」
次にアイシアと呼ばれた白髪で碧眼のおとなしそうな少女が話す。
ア「もうすぐダーリンが客を連れて来るから、歓迎会の準備手伝って言ったの」
その次に篝と呼ばれた長い金髪を結い上げた少女が話す。
篝「それでですね、リオンさんにはかなりお世話になっているから手伝う事にしたんですよ」
その次に戒と呼ばれた眼鏡をかけた長髪の少年が話す。
戒「聞けばお客さんはこの世界の人じゃないって言うんですよ」
その次に水蓮と呼ばれた栗色のショートヘアの少女が話す。
水「それで会って見たいなーなんて思ったりしてね」
時「後、時空の歪みの事も聞きたかったですし。」
戒「まっ、ぶっちゃけ騒ぎたかっただけですけどね」わははははと陽気に六人は笑う。
リ「ほら、あなた。遠慮せずにパーっとやりましょう。聖さんもどうぞ」
聖「・・・くくっ、んじゃお言葉に甘えて」
真「やりますか。疲れを取るには騒ぐのが一番ですし」
みんなでテーブルを囲み、コップを上げる。
時「ではでは!新たな友が出来た事を祝して。そして、時限の緩み対策チームの結成を祝して、かんぱーい!」
『かんぱーい!』
真宵の家にはしゃぐ声が響き渡った。
聖「(さて、騒ぎますかね・・・
零たちにどうやって連絡するかな・・・)」
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