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～魔法の街『ﾜｲｽﾞ』 ｼﾞｬｰﾆｽ邸 ｼｬｲﾝの部屋～
ｼｬｲﾝ「今日もやる事も無いしどうしようかな…」
洗面所で歯を磨きながら心の中でそう思う
ｼｬｲﾝ「普通の女の子は今頃学校とかに行ってるのかな…それか友達と遊んだり…」
鏡を見ながら呟き 歯磨きを終える
ｼｬｲﾝ「別に真似する事は勝手だよね」
家にある お世辞にも可愛いとは言えない服に着替え
ｼｬｲﾝ「昨日こんな事があったんだ♪スワンちゃんにも見せたかったな♪」
鏡に向かって笑いながら
因みにスワンちゃんとはｼｬｲﾝの幼馴染みの女の子
７年前以来 会ってはいない
ｼｬｲﾝ「はは…何してんだろ 私;;」
苦笑いになり
ｼｬｲﾝ「あ～あ 外に出たいなぁ…」
少し涙目になり
一方その頃
～魔法の街『ﾜｲｽﾞ』 ｼﾞｬｰﾆｽ邸 大広間～
ｼｬｲﾝ父「…ﾙｼﾌｪﾙ家が攻めてくるらしい」
大広間の長テーブルの短い方に座って深刻な話をしている
ｼｬｲﾝ母「…狙いはうちのｼｬｲﾝか 全く 厄介だね」
その隣に座るｼｬｲﾝの母
ｼﾞｬｰﾆｽ師団長「私達がｼｬｲﾝお嬢様をお守りします ｼｬｲﾝお嬢様には指一本触れさせはしません！」
ｼｬｲﾝの父の横に座る威勢の良い男性がそう言うが
ｼｬｲﾝ父「ｼｬｲﾝはどうなっても良いんだよ 問題はｼｬｲﾝの中にある大天使『ｱｰｸｴﾝｼﾞｪﾙ』の力だ それがﾙｼﾌｪﾙ家に渡ったら世界はたちまち死の星となるだろう」
その場に立ち上がり言う
ｼｬｲﾝ母「なんであの子なんかが『天使核(ｴﾝｼﾞｪﾙ･ｺｱ)』に選ばれたのかしら あんな出来損ないの娘になんか」
憎たらしく溜め息を付きながら言う
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