悲劇-戦いの鐘、鳴り響く-

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セイバー「なんだってんだよ!!」 アーサーとサクヤに向かって叫ぶ   サクヤ「ごめんね…セイバー…」 一粒の涙を流し   その涙が地面に落ちた時   窓を割り二人を連れて外へ出る   セイバー「親父!母さん!」 三人を追って窓からジャンプし外に出る   ダークライト「邪魔だ!」 両腕を剣状にしそれを振り闇の衝撃波を2激放つ   セイバー「くっ…!」 辛うじて双剣で防ぐ   アーサー「………」 無言で走りながら一通の手紙を落としていく     それが親父の最後の贈り物を記した手紙だと気付くのはそう長い時間は掛からなかった…     セイバー 俺に何かあった時はお前にクロスエッジ家の秘剣『疾風の双剣 クロスエッジ』を託す 場所はいつもの場所だ     俺はいつも親父と剣の練習をしてた丘を目指した     希望の丘…その丘はそう呼ばれている     希望の丘の下には隠された地下室がある     一つの石碑     ここにはクロスエッジの名を受け継ぐ 言わば俺の先祖の名前が彫られている     その近くにパスワードを入れる機械がある     パスワードは1人の管理者が死ぬまでその管理者が決めたパスワードになる     今の管理者は俺の親父     パスワードは…     『ORENODAISUKINAMUSUKO-SAVIOUR』    
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