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そう思ったのだが進一と良一に肩を掴まれ俺は動けなかった。
俺；は…離せお前ら！！止めないと責任者の俺が店長に怒られるんだよ！！
進一；落ち着いて下さい慎さん！！お客様の前でキレたら駄目ですよ！！
良一；そうそう！男は顔じゃないっすよ！
俺；てめぇ！！俺が不細工と言いたいのか！！
良一；不細工じゃないけどあの客には完璧負けてますね(笑)
俺；そんなわけ…うっ…
客を見てみたが…
非の打ち所もない美男子くそ野郎だった。
俺；ちっ…顔に硫酸でもかけてやる！覚えておけ！！
進一；やめて下さいまじ怖いです！
良一；そうっすよ！バイトやめたくなる事言わないで下さいよ！ただでさえ給料安いのに！
俺；やかましいわぼけぇ！！お前らは黙って俺についてきたらいいんだよ！！
良一・進一；は…はいっ！！
あぁ…きっと俺は母親に似たんだろう…
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