プロローグ

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「戸田さぁ~~ん!!!」 私を呼ぶ声が社内に響く。 「………何?」 私は眉を潜め、駆け寄って来た彼を睨む。 本当は睨みたい訳じゃない。 逆に、笑顔で迎えたいくらいだ。 でも、そんなことは出来ない。 私は昔から好きな人には何故か冷たくしてしまう………
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