君と巡る軌跡

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    春、蝉時雨の降る。  入道雲の下 君と土筆を摘みながら     夏、白銀輝く霜柱。  ばりり 体温上げた君が、微笑う     秋、淡色舞い散り。  紅葉踏み踏み 君と御花見     冬、朱染まる楓路。  白い息 君の手で息づくこおろぎ       『誤解しないでほしいのは、僕達がこの世で手にしたのは致命傷的な過ちで無く、ただ最上で最期の幸せだったってこと。』     ありがとう、最愛の人。   そしてこれからも末永く・・・最後の人。    
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