1人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
春、蝉時雨の降る。
入道雲の下 君と土筆を摘みながら
夏、白銀輝く霜柱。
ばりり 体温上げた君が、微笑う
秋、淡色舞い散り。
紅葉踏み踏み 君と御花見
冬、朱染まる楓路。
白い息 君の手で息づくこおろぎ
『誤解しないでほしいのは、僕達がこの世で手にしたのは致命傷的な過ちで無く、ただ最上で最期の幸せだったってこと。』
ありがとう、最愛の人。
そしてこれからも末永く・・・最後の人。
最初のコメントを投稿しよう!