実習②

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確かに…ごった返してる💦 職員:『着替えが済んだ人からドライヤー掛けて…』 俺:『はっ…はい』 確かに忙しいのは分かるけど初めての身体介護なのに留意点も言わずいきなりドライヤーですか…? しかしそこは修羅場…必死に何処のどなたかも分からない利用者の頭だけを見つめてひたすらドライヤー掛け頑張った… 垣間見る職員の目は真剣を通り越し殺気さえ感じてしまう…丁寧とかとは別物…呆気に取られながら… 俺:笑顔で介護が理想って聞いてたがここは違う…利用者も気配を感じてか何かソワソワ💦💦💦何か違わねぇーかぁ? 汗を拭きながら… 職員:『もう少し急いで…』 俺:なぁに💢イラッと来たこっちは見ず知らずの利用者に気を遣い頑張ってるんだぞ…そんな言い方したら怒るぞ…コラッ💢と思いながらも💦 俺:『すみません』 職員:『もう良いわ、代わる』と拗ねた顔で言いやがった💢続けざまに… 職員:『そこのジュースでも配って…』 俺:怒りマックス💢ジュースでも…って何だよ💢普通に『ジュース配って』って言えねぇのか? 明らかに年下の奴に馬鹿にされたようで腹が立ちましたが…あっちは職員… 俺:『はい分かりました』と笑顔で答え…何故かと言うと学校で実習先でのトラブルはご法度だと厳重に言われて居たからである… とにかくジュースを配って利用者に… 俺:『お疲れ様でした』と声を掛けた 老人A:『あんた、優しいねぇ、学生さん?頑張ってね』なんて声を掛けてもらうとさっきまでの怒りがおさまりゆくのを感じた… 癒しの瞬間…
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