プロローグ

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僕、大宮(おおみや)彼方(かなた)には彼女がいます。 しかも普通の彼女じゃありません。 異国のお姫様なんです。美少女です。僕となんか全く釣り合っていません。 そんな彼女の名前は、 "フィリス・フォン・クルーエルシュタイン" と言います。 普通にフィリスと僕は呼んでいるのですが、お姫様を呼び捨てにするのはどうかと思うのですよ。しかし、そう呼べと命令されています。 フィリスと知り合ったきっかけは本当に偶然街の路地裏で出会いました。 僕はそこを学校へ行く近道として使っています。 そしていつものように学校へと向かう途中に………出会いました。 それから何故か、一緒に暮らすことになり、同じ学校へ通うことになりと、いろいろなことが起きました。 そして今も学校へ行く僕の隣を金色の髪を揺らしながら一緒に登校しています。 だけど問題があります。かなりの美少女のため、男なら誰でも振り向くくらいなのです。
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