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ガラッ.....
咲「...和兄ぃ?何してんの?」
後ろを振り返る咲智
和「えっ?」
座ってくつろぐ和斗
咲「えっ?じゃないよ!ここにいてもしょうがないでしょ!」
和「だって倒れたし....心配だろ」
先「クスクス」
咲「はぁ....行くよ!」
ギュー
和「いてぇって...咲智耳ひっぱんなって」
咲「どんだけ妹好きなんだっつーの!寝てるんだから和兄が側にいてもすることないでしょ!体育館は待ってる女の子がいっぱいなんだから!」
和「だって郁、目覚めたら寂しいだろ...」
先「...ップップッ」{{(>艸<)}}
咲「和兄...郁は逃げないから、終わってから迎えにこればいいでしょ!」
和「だって....」
先「っ....も~ダメ!....アハハハハハッ!」
お腹を抱えて笑い出す。
先「みんなにきゃーきゃー言われてるイケメン君が妹一人に翻弄されてるなんて....可笑しすぎるぅ~!」
バンバン!Σ
咲「机まで叩いちゃってるよちー先生...」
和「....///」
先「和斗君顔真っ赤!(笑)可愛いわぁ~若い子もいいわね~
大丈夫よ!妹ちゃん目覚めるまであたし看とくから」
咲「ほら、ちー先生がこんなこと言うの珍しいんだから!」
和「わかったよ!じゃあソッコー終わらせて迎えに来るんで....お願いします」 ペコッ
咲「ソッコーって....和兄が頑張っても時間は変わんないけどね」ボソッ
咲「じゃあ、よろしくお願いします!失礼しましたぁ」
ガラッ 耳をひっぱって出ていく咲智と和斗。
先「あんなにお兄さんに愛されて大変ね~...クスクス」
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