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いつか見た青い空
あなたを夕焼けの詩にはしない
遠ざかる想い出の人にはしない
いつか あなたと見た青い空
ずっと抱きしめて生きてゆきます
過ぎ行く季節が変わるよに
その空も ゆっくり暮れてゆく
夕陽沈む時 悲しみは
きれいな茜に染まるでしょう
あなたを読みかけの本にはしない
寄せ書きの片隅の言葉にしない
私が愛を打ち明けた時に
声をつまらせて 空を見上げた
少し潤んだ 瞳には
空の青さがにじんでた
何か言いかけた唇を
今も想い出す 空の下
ふたりで見ていたあの空が
そっと教えてくれたこと
言葉は言葉に出来ない時に
いちばん伝わる言葉になった
響き続ける 言葉になった
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