プロローグ

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こんなこと、ゲームやアニメ、マンガだけだと思っていた。 これは現実なのか? だとしたら目の前のアレ──巨大な狼は一体なんなんだ? なんで─── 俺はこんな女の子に護られてるんだー!? 夢なら早く覚めてくれ。 幻ならとっとと消えてくれ。 「大丈夫。私がそなたを護る」 ブロンドの少女が、狼から俺を護っているなんて、きっと全部夢幻に違いない。そうなんだろう? 誰かそうだと言ってくれ! ああ、チクショウ…。 慣れないことなんて、するんじゃなかった…。
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