~Ⅲ~

5/10
33人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
(元に戻します。) 悠のタキシードを買って、カフェでお茶をしたいと言うことで、2人でカフェに向かっていました。その時、目の前に見覚えのある背中がありました。その瞬間、亜莉簾の顔は笑顔になりました。  「どうかしたの?」と、悠が言った瞬間、亜莉簾は走り出していました。  「京!」 亜莉簾は、腕に抱きつきました。  「亜莉簾・・・。」 京は、びっくりしていました。  「びっくりした?」 亜莉簾は、笑顔を見せました。その時、悠が走ってきました。  「京!?どうかしたのか?」  「悠・・・えっいや、どうしてここに?」 亜莉簾は、笑顔を見せました。  「悠のタキシードを買って、これからカフェに行くの!京も一緒に行こう!ダメ?」 亜莉簾は、悠と京の顔を代わる代わる見ました。  「俺はいいよ。京は?」 京は、亜莉簾の顔を見ました。  「しょうがない、お姫様についていきますか。」 亜莉簾は、「うん!」と嬉しそうに言いながら、二人の手を引っ張り、歩いていきました。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!