~Ⅰ~

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 「今日からこの学校に転校してきました、玖蘭 唖莉簾(くらん ありす)です。よろしくお願いします。」 私は今日からこの学校に転校してきた玖蘭 唖莉簾。私の両親はこの前事故にあってしまい、今まではおじいさんの所にお世話になっていました。でも、そんなおじいさんが私に学校を紹介してくれました。その学校は、おじいさんが校長先生でいわゆる裏口っていうやつですか?まぁ~そんなこんなで私はこの学校に転校することになりました。  「遅れましたぁ~。」 といいながら入ってきた男の子が教室に入ってきました。  「ちゃんとこれたみたいだな。」  「馬鹿にしないでよね。迷子になんてならないから、大丈夫☆」 この人は、綾瀬 京(あやせ きょう)。私の小さいころの幼馴染で、ただいま付き合っています☆このことは回りには秘密ですけどね☆  「綾瀬~。またお前は遅刻か・・・。ちゃんと優葉は来ているのに・・・。」  「俺と優葉を一緒にするな。俺は、あんな見かけだましのやつとは違うからな。」  「そんなことはどうでもいい。綾瀬。玖蘭を頼むな。今日のHRは終わり。チャイムが鳴るまで教室からでるなよぉ~。」 先生は、教室を出て行きました。唖莉簾は、京に言われた席に座りました。
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