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そんなことを知らない、亜莉簾と悠は、悠のタキシードを買うためにお店に来ていました。
「どれがいいかなぁ~。」
亜莉簾はいろんなタキシードを見ていました。悠は、微笑みながら、ソファーに座って悩んでいる亜莉簾を見ていました。
「悠兄、どれがいい~?って、座ってないで頑張って選んでよ!!」
亜莉簾は、悠のところへ行き手を引っ張ってたたせました。
「ごめん、ごめん。あまりにも、可愛くて見てたの。俺も、ちゃんと選ぶから許して!」
「もう~悠兄のバカ!ちゃんと選んであげないもん!!」
亜莉簾は、「プイッ」と顔を背けました。悠は、そんな亜莉簾を見て、頭を撫でました。
「亜莉簾、許して!ね?後で、亜莉簾の好きな所に行っていいから!」
亜莉簾は、怒っていながらも、悠に顔を見せました。
「本当?」と亜莉簾は、疑いの目で悠を見ました。
「俺がウソついたことある?」
「無い!」と言って、亜莉簾は悠に抱きつきました。
「じゃっ、早く決めないと!」
亜莉簾は、「うん!」と言って、再び悠のタキシードを選び始めました。
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