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「俺はどんな颯の未来も祝福する」
約束するよ。
「嫌だ」
もう何もかもを拒む颯はこのまま連れて行っても構わないのじゃないか……?
そんな想いを掻き消してまで颯に未来を願う訳はたった一つ。
「颯に幸せに生きてもらわないと困るんだ……」
「なんで?」
「そうじゃないと困るんだ」
颯、分かって?
颯が生きることを放棄したら僕が何のために生きてきたのか分からなくなる。
どうか一秒でも長く生きて下さい。
僕は君が好きなんだよ。
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