運転する人

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とある人はトラックを運転をしていた。 いつも、忙しく何かを運んでいる。 今日はいつもより荷物が多い。 過積載になるが、仕事だから断れない。 「先方がお待ちだから、少し飛ばしてくれよ。御礼は、はずむからさ。」 その言葉に、運転する人は心を踊らせた。 この仕事が終わったら、あの子にプレゼントでも買おうか。 そんな風に考えていた。 その人は運転をする。 少し……いや、かなり飛ばして... トラックに付いてるラジオがニュースを伝えている。 「……さんが、殺人のガッ逮捕さ…ザーー。普段からピーな性格の……さんは、」 ラジオの聞こえが悪い。
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