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「フハハハッ!!やはり俺とお前は何処に居ても戦う宿命のようだな!」
圭吾は高笑いして、そんな事を言いながらをどんどん俺達の方へ近付いてくる。
うわぁ……ウザイウザイ。
「寄るなスライム」
「えっ?何だって?」
「……いや何も」
「そうかっ!俺と戦う前に怖じ気付いてるんだな!だが今更後悔したって遅…」
「パンチなのー……!」
「痛っ!?…………えっ?」
そして圭吾が俺の前に到着して、勘違い100%のおめでた発言をし始めた時。俺の隣に居た筈の吹雪がいつの間にか前に居て、圭吾の鳩尾辺りをパンチしている。
「パンチなのー……!パンチなのー……!パンチなのー……!」
「痛っ!?痛っ!?ちょっ……何これ?誰この子?」
吹雪は圭吾の鳩尾に連続パンチを繰り出して、圭吾は訳が分からない様子で俺と吹雪を交互に見ている。
お前から何かしらの邪気とかを感じ取ったんじゃないか?
まぁ、これはこれでシュールだし面白いから傍観させて貰う。
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