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「嘘付いてんじゃないわよ!?…って足が痺れて……」
「ちょっ!?あぶっ…!?」
美咲は勢い良く立ち上がったが、正座の所為で足が痺れていた様で、立ち上がった瞬間に前に倒れてきた。
俺はそれを持ち前の反射神経と筋力を駆使して、片腕で美咲の体を支えた。
「大丈夫か?美咲」
ちょっと正座をさせ過ぎたな……
「ちょっ…!?ひゃなしなさい!?」
俺が心配してそう尋ねると、美咲は顔を真っ赤にしながら慌てた様子で、暴れながらそう言ってきた。
何で顔を赤くするかは分からないがそんなに暴れると……
「あっ……!」
「きゃあ!?痛っ!?何急に放してんのよ!!痛いじゃない!!」
美咲は暴れた所為で俺の腕からずり落ちて、布団に打ち付けた額を押さえながら俺を睨んでそう言ってきた。
俺は一切悪くない!!てかさ……
早 く 寝 か せ て く れ ! ?
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