4095人が本棚に入れています
本棚に追加
ピピピピッ!ピピピピッ!ピピピピッ!ピピピピッ!
「うーん……もう5時か……?」
俺は部屋に置いてある目覚まし時計によって起こされた。
何故5時かと言うと……夜は境内の掃除をして、朝は本堂の掃除をするからだ。
境内の掃除と本堂の掃除を一気にやろうとすると軽く10時間は掛かるから朝と夜の2回に分けて、毎日掃除している。
「ん……?体が動かない!?金縛りか!?」
俺は目覚まし時計を止めようと体を動かしたが、ピクリとも動かない。
そして自分の周りを見渡してみると……
「くぅ……くぅ……」
「すぅー……すぅー……」
2人が規則正しい寝息を発てて俺の体に抱き付いていた。
「そうか、昨日コイツ等を泊めたんだっけ……」
てか、俺の布団で寝るなら俺が布団を2つも持ってきた意味無いし……
そして今気付いた……
コイツ等、体だけじゃなく脚も絡ませてらっしゃる……
最初のコメントを投稿しよう!