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すると、俺と母さんの格闘が騒がしかったのか、美咲が不機嫌そうに目を擦りながら目を覚ました。
た、助かった!!
「美咲っ!!助けてくれ!?」
俺はここぞとばかりにまだ眠そうにしている美咲に助けを求めた。
「うーん……?えっ!?宋一郎まだ約束を守って……」
「いや、寝呆けてないでこの状況を何とかしてくれ!?」
「ウホホ……良いではないですか!良いではないですか!」
今の状況は俺が美咲に助けを求めている間に、母さんは俺を捕まえて今まさにズボンを脱がそうとしている。
てか、ウホホ……って……しかもどこのお代官だよ!?
「えっ……?きゃー!?百恵さん!!何やってるんですか!?節操がないのは駄目ですよ!?」
美咲はやっと頭が覚醒したらしく、顔を赤くしながらそう言ってきた。
てか、節操があっても母さんとはしねぇよ!!
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