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「1ッ…!!2ッ…!!3ッ…!!」
そして部員全員が集まり、掃除も終わったことで練習が始まり、今は練習メニューの1つの素振りをしている。
「なぁ、宋一……」
そして素振りをしている最中、世紀末少年の圭吾が話し掛けてきた。
コイツは黙るという事を知らないのか?
「11ッ…!!12ッ…!!13ッ…!!」
取り敢えずメンド臭いのでスルー。
「宋っ…!!一っ…!!宋っ…!!一っ…!!」
しかし圭吾は諦める様子もなく、素振りに合わせて俺の名前を何度も呼んでくる。
鬱陶しいな……
これ以上まとわり付かれるのもウザイから応えてやるか。
「…………なんだ」
「呼んでみただけー」
「てめぇ!?」
もうはっ倒してもいいかな?
「宋一郎!!ちょっとこっちに来い!!」
俺が素振りの振りをして圭吾の頭を叩こうとすると、顧問の先生の呼び出しが掛かった。
最悪だ…………
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