4095人が本棚に入れています
本棚に追加
「さっき西崎と喋ってたよな?」
「…………はい」
やっぱりその事か……それなら圭吾の方を呼んでくれたらよかったのに。
既に悪態を吐いても無駄なので、俺は覚悟を決めて唾を飲み、何がきてもいいように歯を食い縛った。
「そう構えるなよ宋一郎。別にその事で呼んだんじゃないから」
紗月先生は俺の肩に手を置きながら笑顔を向けてそう言ってきた。
その事じゃないのか……
「取り敢えず西崎は後で殺すとして……素振りがなってない!!素振りは腰をいれて尻を締める!!」
何か恐ろしい事が聞こえてきたけど……スルーでいいのか?
そして紗月先生は俺の手取り足取り、腰取り尻取り…………って、ちょ、ちょちょちょちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!?
何故尻を触る必要があるんですか!?てかもう揉んでる域に入ってるじゃないですかっ!?
と、鳥肌が……
最初のコメントを投稿しよう!