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「ちょっ……海……じゃなくて紗月先生!?何で素振りを教えるのに尻を揉む必要があるんですか!?」
俺は尻を揉んでいる紗月先生の手を払いながらそう尋ねた。
まさか…………セクハラ!?いや、さすがにそれは無いよな……
「何でって揉みたかったからに決まってるだろ?」
紗月先生は当たり前のようにいけしゃあしゃあとそう言ってきた。
………………セクハラですね。
「もう、ちゃんと教えて下さいよ!!」
「お、教える!?俺がっ!?」
俺が念を押してそう言うと、紗月先生は何故か顔を赤らめて慌て出した。
「当たり前でしょ?指導者なんだから」
「いや、立場的にはそうだけど……俺はそういうのは初めてで、宋一郎に色々と教えて貰おうと……でも宋一郎が望むなら頑張ってみない事も……」
何時もは男らしい筈の紗月先生が、何故か今は女の子の様にモジモジして俯きながらチラチラと俺の顔を見てくる。
………………てか、何の話ですか?
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