雪と共に来た出会い

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その後、紗月先生は…… 「お、俺は攻めるより攻められるほうが……」 とか言って別世界に飛んでいってしまったので、俺は放っておくことにして練習に戻った。 その後も練習を着々と熟していき、練習も終盤に差し掛かり最後の締め括りの模擬戦に入った。 模擬戦は自分の実力と見合った人とペアになり、実戦形式で打ち合う。というもの。 そして勿論俺のペアは…… 「HAHAHA!キレが無いんじゃないか?宋一!!」 圭吾だ。まぁ俺から組んだんじゃなくて毎回コイツが付き纏ってくるだけなんだが…… 圭吾は俺が攻撃しない事をいいことにそんな事をほざきながら攻めてくる。 正直、圭吾の攻撃は単調過ぎて考え事しながらでも防げる。 「バカがっ!!面っ!!」 「がはっ!?」 俺は一瞬の隙を突いて圭吾に渾身の一撃を喰らわせた。 「そのまま……胴っ!!」 「ちょっ!?おまっ…ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 そして俺は間髪入れずに、そのまま圭吾に胴をいれた。 正確には薙ぎ払った。
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