目がさめた…

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「ったく、うるせぇなあ~」 眠りを妨げていたのは、 頭上のセミである。 透は、ゆっくり目を開きながら、つぶやいた。 きらめく日差しが やたら眩しい。 まばたきをしながら 見えたきたのは、 青く澄んだ空だ… 「いけねェ、またこんな所で寝ちゃったのか~」 いつもの二日酔いだ… どこかで飲み過ぎて 今まで眠ってしまったのだろう。
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