ある秋の出来事

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気がつくと、僕の目の前には、人が倒れていた。 イテて… ヤバいなぁ。 上の空で走ってたから、人にぶつかってしまったのか。 やはり、睡眠不足の朝食抜きで走るのは、良くないよなぁ… とりあえず、僕がぶつかってしまったであろう相手に謝って、先を急がねば! 体を起こしながら、僕は、ある違和感を覚えた。 目の前の景色が… いつもよりも、大きく見える。 何だ?この違和感は…? そう思いながら、チラッと下に視線を落とした僕は、言葉を失った。 !!!! 猫の手…?
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