近くにいたいから

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やっと逢えたのに 知らない間に開いた距離 互いの気持ちは 1つになってたはずなのに 距離は離され続ける 走っても.. この手を必死に伸ばしても... あなたは横目 で少し僕を見るだけ 足の動きが止まり 膝を付いてうずくまる 孤独という名の風が 小さな体に突き刺さる 小さな炎が 消えそうになる刻 あなたは少し立ち止まり 手を振って 「頑張って」と言う... 火に水の雫と薪を 一度に放り込む一言だけど やっぱり... あなたの傍にいたいから
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