†イジメ†

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(今日はサボり過ぎだな。) そんな事を考えながら4時間目を待つ。 たった10分の休憩の間にも敷島はあたしに絡んでくる。 「人間ってシャーペンの芯食えると思う?」 「さぁ?知らなーい。姫美に食べさせたら?アハハハ!」 「坂羽!!コレ食べな。」 「嫌!無理よ!」 あ…逆らっちゃった。でも、シャーペンの芯は絶対無理!! 「食べなきゃ、殴るわよ!」 顎を掴まれ口に入れられようとした時。 キーンコーンカーンコーン 「運のいい女!!」 チャイム様ありがとう。 「坂羽は姫美じゃなくて、ドブ美ね!キャハハハ!!」 父がつけてくれた名前を侮辱しないで… あたしは毎日をたえるしかなかった。
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