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「今日初めて知りました。」
俺もまだまだだな…。
そんな事を考えながら姫ちゃんの方を向く。
キーッッ!!ムカツク!!顔色一つ変えないで弁当に集中してる!
「プレイボーイの渉って知らない?」
唐揚げに貪りつきながら考えている。
これ聞いてもわからねぇの?
ハッと何か思い出したように姫ちゃんが反応する。
「思い出した?(笑)」
「ぅわ…不潔…。」
「不潔言うなっ!」
ふ、不潔だとーッッ!!
今日お持ち帰りしてやろ。
一発やったらこんな態度取れないからな!
「今日は姫ちゃんをお持ち帰りしようかな❤」
ヨッシャ!!最高のスマイル!これで落ちた…
ゴンッ!!
「痛ー!!姫ちゃん今俺の顎殴ったでしょ!!」
イテェッッ!!何て事する女なんだ!
「あたしをそこら辺の女と一緒にしないで!」
何かムカツクー!!女にこんな事されたの初めてなんだけど!!
俺のプライドが許さん!
「そんな可愛くない事したら友達に嫌われちゃうからね!!」
おっと言い過ぎたか…?
「友達なんていないわ。」
冷たい目。でも少し寂しそうだった。
もしかして友達いないのかな?
イジメ…?
そんな事を考えながらまた眠りについた。
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