禁断の恋。

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届かない人だから、見ているだけでいい。 そっと触れることが出来ればいい。 たまに柔らかい笑みを貰えればいい。 けどもし、私がそれで満足出来なくなったのなら。 その時は、私と貴方とその妻の、筋書きも舞台も観客さえもない、歪んだ愛憎劇が始まるのかもしれない。 ――――ね、先生? 終。  
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