永遠亭に帰るぉ

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「待ってよもこたん!! あそこに隼さんを置いていったら隼さんは…」 「仕方ないだろ あぁしないとあの兎はどこまでも追いかけてくる 誰かが足止めするのが最善策なんだ」 でも…と言おうとするが、ブラブラと体が揺れるので舌を噛んでしまった 正直痛い 「ほら…永遠亭が見えてきた 永琳を早く呼んでこい」 ブンと扉目掛けて投げられる小春 ドンガラガッシャンと言った音を立てて扉を破壊しながら中に突入した 何事かと奥から永琳が走ってきて、大方壊れた扉の破片で切ったのだろう…腕から血がダラダラと出ているのを見て唖然とする 「永琳…隼さんが…隼さんが鈴仙に」 「うどんげが?一体何を…」 「何でかわかんないんだけど…暴走してて…多分永琳の薬だろうって」 「…わかったわ あなたは姫とお留守番よ 連れていっても、その傷だと戦力にはならないだろうし」 姫様! と奥に向かって叫ぶ永琳 何よ…と頭をポリポリかきながら輝夜が出てきた 永琳は輝夜と少し話をし、一匹の因幡が持ってきた弓矢を持って妹紅と永遠亭を後にした
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