139人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁ…ついて来て小春
永琳から右腕の怪我の治療を任されたから」
「…うん」
チラチラと後ろを振り返りながら輝夜について行く小春
隼が心配なのと、あれからどうなったのかが気になるようだ
「大方てゐが何か仕込んだんでしょうね…ほら小春、右腕だして
少し染みるわよ」
「ひゃう!?」
少女治療中...
「多分これでいいと思うわ
やった事ないからよくわかんないけど…私は眠いから部屋にいるわね」
「あっ…わかった…」
今すぐにスケブを持って永琳と妹紅を追いたいが、生憎利き腕である右腕を負傷している為に戦力にならないのは明らかである
キュッと唇を噛んでプルプルと震え出す小春
自分はこんなにも無力なんだと痛感した瞬間だった
最初のコメントを投稿しよう!