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れいんは、じっと考え込んでいた。
「一応、駐在さんも夜間の見回りしてるみたいだけど、それだけじゃあ……」
二人の会話が止んだところで、れいんの豚肉の包装が終わった。
「はい! 348円になります!」
れいんは千円札を店員にぽんと渡した。店員がお釣りを揃える間に主婦が言った。
「そういえば、れいんちゃん学校は?」
「え?」
「お兄ちゃんが高校一年生でしょう? 中学校は? 行かなくてもいいの?」
そういえば、雄一は兄という設定になっていたのだと、れいんは思い出した。
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