5人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい! 脳内筋肉ども!!」
男達は、一斉にれいんを見た。
「こっち向くってことは自覚あるんだな! 結構結構」
そう言って豪快に笑うれいん。
「なんだ、あの女……」
「ガキたぁいえ、ちょっと行き過ぎた発言じゃねぇの?」
「まあ、許してやろうぜ。まだほんの――」
三人の柄の悪い男は、れいんをまじまじと見て、そして三人同時に頷きながら言った。
「小学生だしな」
「十六だ!」
「ええ!?」
「ええ!?」
「ええ!?」
三人は声を揃えて言った。囲まれていた男子高生も、
「ええ!?」
「あんたまで驚くなァ!!」
最初のコメントを投稿しよう!