兼続的、掃除中の悲劇

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in.教室、掃除中 幸村「三成殿行きますよ!!」 三成「来いっ!!幸村!!」 幸村は手の中の物(恐らく教室内に落ちていた野球ボール)を握りまえかがみになり、思いきり足を上げた。 そして手の中の物を投げた。 三成はその投げた物をよく目で追い、三成が持っている棒状の物(ただ逆さまに持った箒)を振りかぶった。 三成「ぅおらっ!!!」 箒はボールにクリーンヒット。 ボールは綺麗な放物線を描いた。 そして…――― 兼続「いたっ!!」 幸三「「あ。」」 真面目に掃除をしていた兼続に当たった。 幸村「すっすみません!!兼続殿。」 三成「おーいボール取ってくれ、イカ。」 兼続「幸村は心配してくれているというのにお前は心配の一つもしてくれないと言うのか三成ぃぃい!!」 三成「うるさいのだよ!!早くボールを取れと言っているのだ、イカ。」 兼続「この期に及んでまだイカと言うのかぁぁあ!!不義だ不義だぁぁぁあ!!」 三成「幸村ーもう一個ボールあったからもう一度やるぞー。」 兼続「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!」 .END.
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