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「……っ、…た、つき、さま」
僕を庇うように倒れ込む辰貴様を、躊躇うことなく斎が壁に向かって放り出した。
「……っふ、じさき………」
力無く呟かれる、貴方の言葉。
「 あいしてる」
貴方の、暖かい想い。
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